クラスの中を覗いていただけるページです。クラスの様子やできごと、受講生の制作物をご紹介していきます。

2024年11月9日土曜日

撮影スポットを飾る写本装飾クラス作品たち

写本装飾クラスの小川です。

前回のブログで紹介されましたが、今回の作品展では撮影スポットがあります。
写本装飾クラスでは今年に入ってからレッスン中に1つイニシャル作品を作っていただいていました。
最初のレッスンでも使ったイニシャルを色を変えて塗ってみたり、少し複雑なものにチャレンジした方もいらっしゃいます。

紙に描いていたものがちょっと形を変えて撮影スポットを彩ります。
ぜひ見にお越しくださいね。

2024年10月26日土曜日

撮影スポット@スタジオ作品展2024

こんにちは、スタジオ レターアーツの清水裕子です。

作品展が近づくにつれ、レッスン時の指導にも熱さが増しています。

    2024年12月13日(金)-17日(火) 11時-18時(最終日は15時まで)
    神戸市中央区山本通1-7-17 WALL AVENUE 2,3階  GALLERY 北野坂    

写本装飾クラスのぶん

今回の展示では、初めての試みとして、受講者(ほぼ)全員のコラボの壁を作ろうと考えています。そもそもの発想は「写真映えするスポットを作ろう」でした。会場全体は撮影禁止なのですが、その壁だけはむしろ「撮って!」「SNSに載せて!」のスポットにできればと、知恵を搾っています。

ポインテッドペンクラスとレギュラークラスのぶん

 写本装飾クラス、ポインテッドペンクラス、レギュラークラスの講師4名で準備しました。これが当日どんな感じのスポットになるかを、どうぞ楽しみに見に来ていただけますと嬉しいです。

2024年10月12日土曜日

用紙について

ポインテッドペンクラス講師の東井です。

12月の作品展に向けて、クラスでは皆さん、作品制作に熱心に取り組まれています。作品制作では、普段のレッスンや練習では使用しない用紙に清書することになります。ポインテッドペンは先の尖ったペン先ですので、表面のなめらかな用紙が書きやすいです。毛ばだちが感じられるような用紙は、ペン先に細かな繊維が引っかかり、ラインが太くなったり、文字の一部に小さなインクだまりができたりします。一見、なめらかで書きやすそうでもそのような場合があり、実際に書いてみないとわかりません。初めて作品を出展される生徒さんには、なるべく早い時期に用紙について説明し、実際に書いてもらうようにしています。

写真は手持ちの用紙の一部です。これらの用紙がポインテッドペンで書きやすいかどうかは、個人差があり、またペン先にもよると思います。自分に合う用紙を見つけたいですが、私の先生は、どんな紙にでも、美しい字を書くのがプロです、と話していました。まだまだ精進が必要です。

2024年9月29日日曜日

スタジオ レターアーツ作品展のお知らせ

こんにちは、スタジオレターアーツの清水裕子です。

具体的なご案内が遅れておりました。第7回スタジオレターアーツ作品展開催のお知らせです。
    2024年12月13日(金)-17日(火)
    11時-18時(最終日は15時まで)
    GALLERY 北野坂
    神戸市中央区山本通1-7-17 WALL AVENUE
2,3階

ポスターと案内ハガキもできあがりました。今年6月に新調したスタジオ紹介カードと歩調を合わせたデザインです。


スタジオレターアーツの受講者約50名と、レギュラークラス、ポインテッドペンクラス、写本装飾クラスの講師4名による作品、約70点を展示します。出品者それぞれの日頃の成果をご覧いただき、またカリグラフィー、アルファベット文字芸術の広がりも知っていただくひとつの機会にしていただけましたら幸いです。皆さまのご来場をお待ちしております。





2024年9月16日月曜日

2024 作品展に向けて

 写本装飾クラス担当の小川百合です。

 スタジオの夏休みが終わって皆さんが作品展モードに突入です。

この日は皆さん、“金”を使っての作業がありました。
色を試したり、形を整えたり、完成に向けての作業がまだしばらく続きます。
 

2024年9月3日火曜日

2024年の夏休み

こんにちは。清水裕子です。

ベルギー、Turnhoutでの1週間のワークショップ。Scriptores主催
夏休みが終わり、今週末からレッスンを再開します。このひと月あまりのお休み中、私はベルギー内2箇所でワークショップを行い、後半はイギリスで文字友達と過ごし、石彫り職人さんたちの工房を訪問したり、敬愛するカリグラファーさんのところに作品持参でお邪魔し、批評やアドバイスを聞かせていただいたりしました。念願だったストーンヘンジにも連れて行ってもらいました。ひと月の間にあまりにも多くのことがありすぎて、身体からこぼれ落ちそうなくらいです。

The Cardozo Kindersley Workshopを訪問。Lidaと。

 それはそれとして、レッスン再開後は12月の作品展に向けた指導に一段と力を込めていきたいと思っています。私の貴重な体験は、おそらく今後、レッスンのクリティーク時など、普段の何気ない時間にポロポロと出てくるのではと思います。どうぞご期待ください。

友人たちと一緒に、敬愛するカリグラファーAnn Hechleを尋ねて。
また、清水個人のFacebookには、沢山の写真を載せています(一部は友人のみ公開)。どうぞご覧ください。https://www.facebook.com/hiroko.shimizu.7503/

2024年7月25日木曜日

気付きの積み重ね

 レギュラークラス講師の清水裕子です。
 
数回前のこのブログの中で、文字ウェイトについてお家で実践された方のことを紹介しました。それをご覧になった生徒さんが、レッスン時に、私もウェイトを変えた書き方を試してみたいと、意欲的にリクエストして来られました。そしてその日の宿題を後日のレッスンでボードに貼られたのがこのシートです。

 クリティーク時に「自分は細い文字が好きなんだと思っていましたが、これを書いてみて、ウェイトの重い文字の方が好きだなと思いました。」と。
 文字線をひとつひとつ書きながら、自分の中に自然と湧いてくる何かをていねいにすくい取る、キャッチすることは、とても貴重で大切な経験です。そして、それを言葉にしてどこかに記したり人に話したりすることで、経験がさらに身体の隅々に行き渡ります。その積み重ねが、物事を観察する感覚の感度を上げてくれたり、個々の上達していく上昇の角度を変えてくれたりするのではないかと私は思っています。
 8月いっぱい、スタジオは夏休みです。ブログもしばしお休みをいただき、また9月から再開します!
皆さん、良い夏をお過ごしください。