クラスの中を覗いていただけるページです。クラスの様子やできごと、受講生の制作物をご紹介していきます。

2022年10月22日土曜日

カッパープレートの基本

ポインテッドペンクラス講師の東井です。

カッパープレート体は、私のクラスではオブリークホルダーを使用して書きます。ストレートホルダーで書く方もおられます。オブリークホルダーには、”フリンジ”という金具がついており、そこにペン先、ニブを挟みます。


ペン先は力を入れると開き、上から下への線は太く、下から上への線は細くなります。カッパープレート体の基本は、55度の傾きを保ちながら、まっすぐな線を引くことです。同じ太さ、同じ角度でまっすぐに。2センチ足らずの長さですが、このホルダーを使い、少し力を入れてペン先を開き、上から下へ線を引く。簡単そうに見えて、なかなか難しいものです。

カッパプレート体を学ぶ人の多くが持っている二冊


 

2022年10月11日火曜日

展示のための実験

こんにちは。レギュラークラス講師の清水裕子です。

 作品作りにはさまざまな過程があり、作品によっては、特別な方法を新たに探さねばならないこともあります。これは、先週のレッスンでの一コマです。

 作品を額装できる構造に仕上げるために、何を使ってどうすれば良いかを、ラフを利用してクラスで実験しました。これで、新たに必要な物や作業の手順も見えてきました。早めに実験しておくと安心して最後の清書段階に進めますし、ワクワク感も増してきます。

結果も大事ですが、こういう過程を通して得られる体験こそが物作りの醍醐味であり、大切なもののように思います。