クラスの中を覗いていただけるページです。クラスの様子やできごと、受講生の制作物をご紹介していきます。

2022年6月28日火曜日

スタジオのこだわりグッズ

こんにちは。スタジオ レターアーツ運営責任者、レギュラークラス講師の清水です。 

今回は、スタジオの環境作りとして、2008年のスタジオオープン時からこだわっているポイントを少しご紹介します。

1つ目はキムワイプ

 ペン先をぬぐった時にペンにティッシュの繊維や布の毛羽がついて文字の線が変になっちゃった・・・、というのはカリグラフィーのあるあるですよね。自分自身のその体験から、スタジオの机にはケバ立ちや紙粉がほとんどないキムワイプという物を置いています。キムワイプには色々な種類があり、これはサイズが小さくて薄手のものです。
 
2つ目は高演色性蛍光灯
高演色性蛍光灯というのは、自然の色に一番近い光を出してくれる蛍光灯だそうです。色を使うことも多いスタジオの中でできるだけ色を忠実に再現できるものをと思い、この種のライトにしました。
 
どちらも裏方さんですが、少しでも質の高いスタジオ滞在時間を過ごしていただけるようにと願って取り入れています。





2022年6月5日日曜日

分析、練習、観察

こんにちは、レギュラークラス講師、清水裕子です。

レギュラークラスでは、どのクラスでも各自が違うことに取り組んでいます。今日ご紹介する方は、『Speedball Texbook 25th Edition』に掲載されているJulian Watersの文字から学ぼうと、ここ数ヶ月間、分析、練習、観察を続けておられます。


本から得られる情報は、書かれたフレーズのみ(貼ってあるコピーの下2行)。それを元に、そこに登場していない文字も考えていきます。
前の写真から1ヶ月後
さらに2週間後
 
最終的には、その方らしい文字として落ち着き、消化されます。こういう指向で進んでいる方へのアドバイスは、講師も一緒に学び、考えるとても良い機会になっています。