臨書

 レギュラークラスの清水です。

このクラスで
長く習っている方の多くは、一度基本的なことを習った書体を、また新たな視点で深掘りして学び直すということをなさっています。カリグラフィーを続けて行くうちに、教わるだけでなく、自分で学ぶ方法も徐々に分かってくるのです。

下がもとの図版(Rudolf Koch)、上がその臨書

スタジオには沢山の関係図書があります。その方の必要に応じて私が本を数冊選び、ご本人がその中から「深掘り」したい図版(どなたかが書いたもの)を選び、まずは臨書から始めます。そこには、一見しただけでは気づかないような発見があるはずです。書き手の息づかいやリズム、かすかなハプニングにも気づけるかもしれません。体験してこそ見つけられる宝探しですね。

下がもとの図版(Rudolf Koch)、上がその臨書(途中)

 



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