ポインテッドペンクラス講師の東井です。
カリグラフィーを習い始めた時、A,B,C順に文字を学ばないことに少し驚き、字体をグループに分けて習うことに、なるほどと思ったことを覚えています。
写真の文字はスペンセリアン体の一つの大文字ですが、この文字も、字体の一部が同じグループに分けてレッスンします。まずは基本となるOを含む丸い文字のグループ、E,C,D, 次は左側がスプーンのような形をした文字、A,M,N, と続きます。文字をグループに分けて練習することは上達への一歩です。さて、アルファベット26文字を習得したらABC順にかいていきますが、同じグループの文字が続くわけではないので、手、腕、そして頭のコントロールが忙しく、思っている以上に難しいものです。小文字についてもabc順に26文字をかくことは難しいです。ポインテッドペンの場合、大文字をつなげて単語をかくことはほとんどありませんが、文字一文字ずつはかけても、単語として、続けて、つなげてかくのが難しいのは当然ですね。
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